ヨガを極める③

ハタ(Hatha)の意味

Hathaは、太陽と月の結合、プラーナとアパーナの結合を意味します。

Ha-Tha2つの音節は、それぞれ身体における太陽と月のエネルギーに関係しています。月のエネルギーと太陽のエネルギーは、心と身体に結びついています。

さらに個人の身体において、それらはイダーナディーとピンガラーナディーに関連しています。イダーナディーとピンガラーナディーは、人間のシステムに流れる2つの異なった力です。ハタヨガの目的は、アジュナチャクラで、これら2つの力を統合することです。

ハタヨガは身体のヨガか?

ハタヨガは一般的に身体を中心としたヨガ、ポーズを行うヨガだと思われています。しかし、ハタヨガは身体のヨガではありません。ハタヨガは身体における太陽と月の力が調和した状態をもたらすシステムです。

Hatha2つの言葉からなり、Haは太陽、Thaは月を表します。これは実際の太陽と月ではなく、プラーナと心、生命エネルギーとメンタルエネルギーです。したがって、ハタヨガはプラーナと心の力の結合を意味します。プラーナと心の力の結合が達成されると高次意識が目覚めます。

ハタヨガの正しい定義

ハタヨガは、単なるプラーナと心の結合ではありません。それは自己におけるプラーナと心の結合です。

背骨にはイダー、ピンガラー、そしてスシュムナーとして知られる3つのナディがあります。ナディーは流れを意味します。イダーナディーは意識の流れ、ピンガラーナディーは生命エネルギーの流れを表します。そして、スシュムナーナディーは精神的なエネルギーの流れを表します。

これら3つの流れの結合がアジュナチャクラで起こります。一般的には、イダーとピンガラーの結合がハタヨガと言われますが、実際には、イダー、ピンガラー、そしてスシュムナーの結合がハタヨガです。

この結合が行われると、ムーラダーラチャクラで自動的な目覚めが起こります。クンダリーニのエネルギーがスシュムナーを通して上昇します。クンダリーニは様々なチャクラを、素早く、また時にはゆっくりと通過します。それがアジュナチャクラでイダーとピンガラーと結びついた時、それがハタヨガと呼ばれます。この最初の結合の後、それはサハスラーラへとゆっくり進みます。

クンダリーニの目覚めはハタヨガの主要な部分です。訓練を通して、この結合がもたらされ、結果としてクンダリーニの覚醒が起こります。この目覚めの後、クンダリーニは意識のより高い領域へと上昇し、最終的にサハスラーラに到達します。そこで最高位の意識と結びつきます。この地点で、それはハタヨガではなくヨガと呼ばれます。そしてヨガは究極の結合を意味します。したがって、ハタヨガの究極の目的はヨガを経験することです。

しかし、この力は誰にでも活用できるわけではありません。ほとんどの人でそれは眠ったままです。時々心の集中力が高まった時やプラーナーヤーマの訓練が行われた時に、活動が起こります。

ハタヨガという言葉の伝統的な意味

Hathaは一般的に力と訳されます。一方でヨガの経典では、hathaという言葉は、ピンガラーとイダーナディーに対応する、hamthamの組み合わせだと言います。そうするとhatha yogaという言葉は2つの力が調和するヨガを意味します。