日々のヨガ訓練
サダナ、ヨガの訓練は、毎日行わなければなりません。継続して行うことだけが、成功への道です。継続性が最も重要です。行き当たりばったりによって、達成できることは何もありません。3年間1つの場所にとどまり、毎日の決まった訓練を続けましょう。そうすれば成功が保証されます。
完全な意識は、訓練を通して得られます。ヨガは訓練を通して、達成できます。訓練を通して、死から逃れることができます。そして、訓練によって死をも征服します。
<Point1>
ヨガの訓練は、毎日行うべきです。しかし、毎日何時間も行う必要はありません。一定のレベルに達すれば、一日10分から30分くらいで十分でしょう。毎日行うためにも、同じ時間に同じ場所で、実践することが勧められます。
ヨガ訓練の時間
一般的な人が、伝統的なヨガのテキストで勧められている頻度で訓練を行うことは不可能です。朝と、また時間があれば午後に訓練することで十分です。
ハタヨガの伝統は、基本的に社会から離れ、家族から自由になり、グルから直接指導を受ける人のためのものです。もし、一般の人がそのような訓練を行ったとしたら、ほとんど時間もエネルギーもなくなってしまうでしょう。今日の訓練者は、ハタヨガを何時間も訓練する必要はありません。
ヨガは、個人の性質の様々な要素の要求に対応しなければなりません。そのような理由で、ハタヨガ、カルマヨガ、バクティヨガ、そしてジュナーナヨガの調和のとれた組み合わせが必要とされます。
<Point1>
ヨガの伝統的な経典のほとんどが、ヨガの専門家（出家者）のためのものです。現代社会に生活する私たちは、それを自分のライフスタイルに合わせて適切に変えていくことができます。
初心者のヨガ訓練
ヨガの初心者は、毎日多くの訓練をする必要はありません。毎日、10分から15分で良いでしょう。もし、ヨガを朝と午後に短い時間行ったなら、それを続けていきましょう。時間を増やしていく必要はありません。
たくさんのヨガの訓練を、あまりにも速く行うと自分の能力を越えてしまいます。そうしようとする人は疲れ、そして欲求不満になるだけです。
<Point1>
ヨガでの成功のためには、毎日続けることが重要です。そのために、ヨガ初心者のかたは、最初から多く行おうとせず、自分の能力や生活環境に合わせたプログラムで実践していくことが大切です。熟達したヨガの指導者から指導を受けることが近道となります。
ヨガ訓練で最大限の効果を得る
多くのアーサナが教えられています。しかし、健康のためには毎朝、数種類のアーサナを行うことで十分でしょう。一般的な健康のために、すくなくとも5つのアーサナを行うべきです。
これらのアーサナは、起きた後、すぐに行われると最も効果的です。5つの訓練が最大20分間で実践されます。そして、6番目としてシャバアーサナが行われるでしょう。
最初は、tadasanaで、血流の流れを良くし、緊張をほぐし、そして身体が軽くなります。
2番目は、tiryak tadasanaで、日々の生活ではほとんど使われない身体の横の筋肉をマッサージし、ゆるめます。さらに、それは内臓器官を刺激します。
Kati chakrasanaが3番目で、背中と腰をひねります。
4番目は、sury namaskaraで、前屈と後屈を中心に訓練します。
5番目は、sarvangasanaのような反転のアーサナを行います。
5つの訓練が終わった後、シャバアーサナで横になります。
これらは、健康を維持するために最も効果的な訓練です。
アーサナの訓練後に、2つの呼吸技術を訓練します。最初に、nadi shodhanaを最大10ラウンド行います。次に、神経系をリラックスさせるbhramari pranayamaの訓練で、10回くらい行います。これらは、個人のレベルや状態により変えることができます。
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