ヨガを極める61

ハタヨガと脳の相互作用

アジュナチャクラと心と脳

アジュナチャクラは、どのように心と脳と互いに影響を及ぼし合うのでしょう。

ハタヨガによると、アジュナチャクラは心の台座です。心は、様々な機能と中心を持ち、脳における対応する中心を通して働きます。心は、微細な身体にありますが、脳を通して働きます。

脳は、心ではありません。心は、脳にその台座を持ちます。それは脳を通して、この物質宇宙の経験を得ます。

心は、身体全体に行き渡っていますが、覚醒、夢見、そして深い眠りの状態の間、3つの場所にあります。深い眠りの状態で、心は心臓にあります。夢を見ている間、心は首にあります。目覚めている時、心はアジュナチャクラにあります。

 

呼吸と脳

意識的な呼吸は、脳にどのような影響を及ぼすでしょう。

呼吸を通して、身体、脳と心の無意識なプロセスに熟達することができます。これらのプロセスの制御は、私たちの生と死の運命を導きます。自然な呼吸が、原始の脳の過程である一方で、意識的な呼吸は、脳の前頭葉に記録されています。

呼吸は、通常は無意識に働く、独特な生命のプロセスです。しかし、また私たちは、意識的に呼吸をする能力を持ちます。心拍、体温などの無意識のプロセスは、一般の人によって制御することはできません。

意識的な呼吸が、大脳皮質における脳のより進化した部分から来るのに対し、無意識の呼吸は、原始の脳として知られている領域の延髄によって制御されています。したがって、意識的な呼吸は、大脳皮質と結びつき、脳のより進化した部分を刺激します。

プラーナーヤーマの定期的な訓練は、呼吸の制御を強化します。そして、健康に大きな効果のある無意識から意識的な呼吸へとシフトするのを助けます。

呼吸の意識的な制御の間、大脳皮質は、脳幹における呼吸の中心を迂回します。皮質からのインパルスはまた感情に関係する脳の部分に影響します。意識的な呼吸における大脳皮質の関わりは、皮質を開発し、個人が進化のサイクルのより高い段階へ入るのを許します。

意識的な呼吸は気づきとともに始まります。

「私は息を吸っている、私は息を吐いている。」

気づいていることは意識の面で、呼吸はプラーナの乗り物です。このようにプラーナと意識は、一緒に動きます。呼吸への気づきは、同時に意識への気づきを意味します。意識的な呼吸の訓練によって、目撃者の面が開発され、意識の拡大が始まります。

また意識的な呼吸は、心を静める効果があります。単なる呼吸への気づきでさえ、一定のリラックスした呼吸のリズムを誘発するでしょう。これは緊張した心を静める効果的な方法です。

プラーナーヤーマのより複雑な呼吸の技術は、より深く脳へ影響します。神経システム、脳、そして心へ素早く影響するプラーナーヤーマのようなシステムは他にはありません。

ヨガにおける心と脳への影響

ハタヨガは、どのように心と脳の関係に影響するでしょう。

身体のすべての様々なシステムと活動は、脳によって管理されています。顕在意識と潜在意識の両方が、脳の活動に直接影響しています。これは脳波の形で見ることができます。

顕在意識が、脳の活動を管理しているとき、緊張とリラクゼーションの心の活動状態を反映し、ベータとアルファ波が優位になります。潜在意識が、脳の活動を管理するとき、集中、気づき、そして内観の状態を反映するシータとデルタ波が優位になります。

感情、肉体、もしくは心の枠組みにおいて、激しい活動があるとき、脳波は、システム全体に肯定的、もしくは否定的な影響を及ぼします。それらは、顕在と潜在意識の知覚を妨げることによって行われ、結果として緊張につながります。もしくは、システム全体に高い感受力、知覚、そして活動の状態をもたらすことで、創造的な能力を開発します。

身体を様々な方向へと伸ばすことによって、アーサナが訓練されるとき、筋肉、細胞、骨、そして神経系がリラックスします。そして肝臓、腎臓、腸、胃のような内臓器官がマッサージされます。

それは穏やかな調整です。このようにして、身体全体に調和がもたらされます。内側に調和を感じるとき、緊張やストレス、堅さから肉体的に自由です。そして、身体の調和が、脳の活動に影響します。

ヨガと脳の眠った領域

ハタヨガは、脳の眠っている領域を目覚めさせることができるでしょうか。

プラーナと心の力は、両方ともエネルギーです。3つ目のタイプのエネルギーは、精神的なものです。それは、超越的なエネルギーです。

ムーラダーラチャクラは、両方のエネルギーを生み出します。しかし、精神的なエネルギーは、より大きな発電機からやってきます。それは、イダーもしくはピンガラーによって導くことはできません。そのため、スシュムナーと呼ばれる別の道があります。それは、脳全体を覚醒させるために、精神的なエネルギーをムーラダーラからサハスラーラへと導きます。

ヨガのアーサナは、腺の分泌とプラーナの力を目覚めさせ、そして調整します。身体でのプラーナの力の目覚めは、気づきを高め、高次の開発されていない脳の中心が利用されます。したがって、ヨガのアーサナは、もし科学的に、そして十分注意して行われたなら、驚くべき結果を生み出します。

ほとんどの人は、心の潜在力のほんの少ししか使っていません。脳は、無限の知識、経験、そして力を持ちます。しかし、それらは使われていません。

スシュムナーが、精神的なエネルギーをサハスラーラに導くとき、脳の眠った部分が活性化します。そして、それらは心の健康だけでなく、精神的な富を与えます。

ヨガの訓練者が、クンダリーニを目覚めさせることができ、それをスシュムナーナディーを通して、サハスラーラに結び付けたとき、彼は、身体、心、そして精神のマスターになります。

ヨガにおける眠った領域の目覚め

どのようなハタヨガの訓練が、脳の眠った領域の目覚めに役立つでしょう。賢人たちは、ある種のハタヨガの訓練によって、脳の眠っている中心を開発することができると証明しました。

1つの方法は、プラーナーヤーマです。プラーナーヤーマは呼吸の、もしくは呼吸を制御する技術です。呼吸の過程は、脳と密接に結びついています。プラーナーヤーマの訓練をすることによって、脳における高次の力の中心が、刺激され、働き始めます。

プラーナーヤーマは、単に肺の拡張のためだけに使われ、結果として、身体にたくさんの酸素を取り込むという印象があります。同様に、ある人はアーサナの訓練は、身体の不調のある人、もしくは体重を落としたい人のためのものだと考えています。

しかし、古代の経典は、一般的に知られていること以上に、ヨガについて明らかにしています。そして、科学的な実験は、アーサナとプラーナーヤーマが脳と中枢神経系を刺激することによって働くことを証明しています。

脳細胞を刺激することによって、気づきが開発されます。したがって、アーサナとプラーナーヤーマの訓練は、細胞を構成する灰白質の進化を促進します。ヨガは、自然な進化サイクルを越えるプロセスを刺激します。この刺激の効果と結果は、多数あり、ヨガにおける個人の探求によってのみ理解されます。

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